ゆだログ

なりたい自分に近づくために、どうする!?アラサーからのキャリアを考える。

毛筆でお手紙を書いてみた話

 まさか筆を使ってお手紙を書くなんて、自分はしないと思っていた。

 

が、お茶をきっかけに昨日体験してきたのでその時の話をしてみようと思う。

 

茶道の世界では今でも正式な手紙は、巻紙に筆で書くのが主流である。

茶事の招待状、お礼状など筆書きである。

 

そういうしきたりがあるのは知っていたもの、茶道を始めてからそういった手紙をやり取りする機会がなかった。

 

そんな中、昨日はお茶仲間との集まりがあり、先輩にお手紙の書き方を教わった。

 

まずは毛筆のお手紙を書く際のルール説明から

  • 句読点はつけない
  • 人名、熟語や単語などは二行にまたがない
  • 相手の名前や敬称は行の終わりにならないようにする
  • 行頭を揃える(段落で一時下げなどはしない)
  • 誤字脱字をしてしまったら間違えた箇所で切り取り、新しい紙を継ぎ足して書く

その他もっとルールはあるものの、通常の手紙を書く際と大きく違うのはこの辺だろう。

 

次に筆の持ち方

小学校で習ったり、筆ぺんぐらいは使ってるのに大丈夫でしょ。

と思っていたら、根本から違っていたことに気づいた。

まず、持ち方は2パターンあるらしい

  • 一本がけ  人差し指と親指で持つ
  • 二本がけ  人差し指中指親指で持つ

また、腕の使い方も硬筆とは異なり、右手の小指球あたりを机につかず浮かせるようにする。

 

ご祝儀袋なんかに名前を書くとき、筆先の力加減がうまく行かず潰れることが多かったが、そもそも腕の使い方が硬筆になっていて、余計な力が入っていたのだと気づく。

 

最初はコピー用紙の表面がサラサラした紙に書いていたのでわからなかったが、

巻紙(和紙)に書いた途端、墨が紙に吸い込まれる吸い込まれる。

手首を起こして軽いタッチで書かないとどんどん文字が太くなる。

 

筆を紙に押し付けすぎてがさがさになったり、力を抜きすぎてかすれたり、力加減が難しいが、筆の柔らかな感触が楽しい。

 

今回書いた手紙は、わわっと一気に書いたため、到底人様に見せられるものではないが、筆で書くのも良いものだと思えてきた。

 

サプライズで毛筆の手紙を出してみるのもありかもしれない(笑)

 

花火

毎年お盆になると近く(と言っても2kmぐらい先)の幼稚園で花火を打ち上げる。

いつもは自宅の倉庫の2階から眺めるのだが、今年はたまたまお寺の近くのお店に用事ができ、閉店間際の18:40頃にでかけた。

買い物を終えて出てくると、ちょうど「ドン」という音がして、夜空に花火が打ち上がっていた。

店の前は広い駐車場で周辺も高い建物がないため、花火を見るにはベストポジションとも言える位置。視界いっぱいに光の玉が広がり散っていく、正直こんなに近くで花火を見るのは久しぶりだったので胸が高鳴った。

が、店も閉店だし家に帰らねばならぬ。

車で車道を走ると、所々に花火を見物する人の姿が。

みんな同じ方向を見て何度も打ち上がる色とりどりの花火に夢中である。

ドン

ヒュー

パラパラパラ

家族と、友人と、恋人と、近所の人と、一人で。

離れれば離れるほど人影はまばらになるものの、約2kmはなれた自宅付近まで花火を見物しようと人が外に出ていた。

 

大勢の人が花火に魅了されている。

その表情はなんとも朗らかだ。

私は花火よりもそちらのほうが興味深かった。

 

花火は人を笑顔にする夏の風物詩。

なんだか空気がいつもよりも澄んで穏やかな気がした。

 

 

 

 

猫から始まる大掃除

我が家には2歳のメス猫がいる。

生後6ヶ月ぐらいでうちにやってきて、最初は1部屋だけで飼っていたのが、どんどん行動範囲を広げ、結局は家一軒猫に乗っ取られた(笑)

 

それは良いのだけれど、困ったことに押入れなど暗くて涼しい場所に潜り込むのが大好きで、毛だらけになる、だけなら良いのだが、飼い主不在中にこっそりと餌をそこで盗み食い、撮った獲物を持ち込まれるのでたまったものではない。

先日は押入れの中になぜか散らばっている白ごまと鳥の死骸を発見。
鳥の死骸には流石に血の気が引いた。

押入れの中は乱雑にものがおいてあったりして、前から片付けなくてはと思いつつ早数年。

ようやくのことで片付ける決心ができたのであった。

そこには、亡くなった祖母が捨てずにとっていたタオルケットや毛布などの布モノや弟が使わなくなったリュックや本が山積みになっていた。

たぶん誰も同手出ししていいかわからないでそのままになってたので、これは私がやるしかないと捨てまくった。

片付けていると、ついでに他の部屋の押し入れも。という気になり、自室とあと2部屋分の押し入れを整理。

多くは昔(10〜30年前)引き出物等でもらった布モノ系だ。
日本製で作りがしっかりしているものが多いのだけど、黄ばんでしまったり、数が多すぎて半分ぐらいは捨てた。

結局、この大掃除で捨てたゴミは軽トラック1台分ぐらいになった。

空いた押入れスペースをデスク代わりにして、今この日記を書いている。

きっかけは猫の困った行動だったけれど、飼い主的には大掃除のきっかけをくれてありがとうと言いたい。

詩という芸術

それは底面はもつけれど頂面をもたない一個の円筒状をしていることが多い。それは直立している凹みである。重力の中心へと閉じている限定された空間である。 

 

 これって何を指しているのかわかりますか?

 

それはある一定量の液体を拡散させることなく地球の引力圏内に保持し得る。その内部に空気のみが充満しているとは、我々はそれを空と呼ぶのだが、その場合でもその輪郭は光によって明瞭に示され、その質量の実存は計器によるまでもなく、冷静な一瞥によって確認し得る。 

 

 まだわからない。

 

指ではじく時それは振動しひとつの音源を成す。時に合図として用いられ、稀に音楽の一単位として用いられるけれど、その響きは用を超えた一種かたくなな自己充足感を有していて、耳を脅かす。それは食卓の上に置かれる。また、人の手につかまれる。しばしば人の手からすべり落ちる。事実それはたやすく故意に破壊することができ、破片と化することによって、凶器となる可能性をかくしている。 

 

ヒント、食卓に置かれる。

 

だが、砕かれたあともそれは存在することをやめない。この瞬間地球上のそれらのすべてが粉微塵に破壊しつくされたとしても、我々はそれから逃れ去ることはできない。それぞれの文化圏においてさまざまに異なる表記法によって名を与えられてはいるけれど、それはすでに我々にとって共通なひとつの固定観念として存在し、それを実際に(硝子で、木で、鉄で、土で)制作することが極刑を伴う罰則によって禁じられたとしても、それが存在するという悪夢から我々は自由でないにちがいない。

 

このへんで分かる人もいるかな?

 

それは主として渇きをいやすために使用される一種の道具であり、極限の状況下にあっては互いに合わされたくぼめられた二つの掌以上の機能をもつものではないにもかかわらず、現在の多様化された人間生活の文脈の中で、時に朝の陽差のもとで、時に人工的な照明のもとで、それは疑いもなくひとつの実として沈黙している。
我々の知性、我々の経験、我々の技術がそれを地上に生み出し、我々はそれを名づけ、きわめて当然のようにひとつながりの音声で指示するけれど、それが本当はなんなのか――誰も正確な知識を持っているとは限らないのである。

 答えは、

 

 

 

コップ

 

 

です。

引用:「コップへの不可能な接近」谷川俊太郎

 

つい先日この詩を知り、衝撃を受けました。

コップをこんなにも様々な切り口で見ることができるのかと。

日常にありふれている一つのアイテムを考えもしなかった表現で表せるのかと。

詩って、言葉の芸術だと。

一気に心を奪われました。

 

書きぶりからしてずっと昔からあってたいそうな価値のあるものなのではないか?と思い巡らし、途中で「コップか!」とわかった時の意外性がおもしろかった。

 

最初からタイトルを見てしまったら得られなかった感覚でした。

 

普段詩は読みませんが、衝撃を受け思わず谷川俊太郎の詩集をいくつか買いました。

子供の頃は詩の何がおもしろいのかよくわからなかってけれど、今は少しだけわかった気がする今日このごろ。

 

 

 

ラグジュアリーホテルにあって普通のホテルにないものとは?

ラグジュアリーホテルに泊まってきたので、その感想をば。

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ラグジュアリーホテルにあって普通のホテルにないものって何だろう?

 

それは圧倒的な体験の量

 

だと私は感じました。

 

もちろん建物が立派だとか良い家具使っているとかはあります。

けど、それよりサービスが素晴らしい。その素晴らしいサービスによってもたらされた体験が人を引きつけるのではないかと思います。

 

感動したサービス

・お部屋でチェックイン

・名前で呼んでくれる

・支配人から手紙をいただいた

・蚊の対策もばっちりだし事前の説明がある(自然豊かな場所なので)

・夕方ベットメイキングに来てくれる(サイドテーブルにはお水とコップの準備、足下にはマットが敷かれ、ベランダにはランプが灯る)

・お散歩のアクティビティに参加した際は、ホテルのガイドさんがタオルやお水を用意してくれていた

・クレジットカード登録でチェックアウトは精算なし

・帰り際写真を撮ってくれる

・帰り際にプレゼント

 

庶民なので余計にひとつひとつに感動してしまったかも(笑)

 

なんだか今回は心の底からリラックスできたんです。

こんなにリラックスしたのいつぶりだろう?ってぐらい。

 

正直前日、仕事でトラブルがあり消耗していたし、休みが明けたら大きな会議を控えていたので気が重かったのですが、ここにいる間だけ忘れることができました。

 

そういえば、ホテル滞在中嫌な音とか聞かなかったなぁ。

お部屋のテレビからもリラクゼーションミュージックが流れていて、その音楽をBGMにベランダでぼーっとしてみたりソファーでくつろいだり、何もやりたくなくなる(笑)上手いこと考えられてるなと思っていました。

 

すっかり虜になってしまいました。

頻繁には泊まれないけれど、また行きたいです。

欲しい言葉は意外なところでもらえたりする

欲しい言葉は意外なところでもらえたりする。

 

最近、仕事の忙しさと卒論が全く進んでいないことに、焦りとこのまま何もできずに終わってしまうのではないかという恐怖が強く感じてナーバスになっていました。

 

思考が「どうやったらできるか」より「なぜできないか」にフォーカスしてしまいがち。

 

不安を少しでも解消したくて、誰かに励まして欲しいという欲求が高まりから、親友にも弱音を吐いてみたもののなかなか思ったような反応が得られずもやもや。

 

ところがその日の夜、期待もしていなかったところから欲しい言葉が。

 

それは誰かというと、

 

 

英会話の先生

 

レッスン冒頭のフリートークで毎回近況報告するのですが、そこで仕事の話になって会議がとてもプレッシャーなんだよね。と話していました。

 

そうしたら、レッスンの終わり際に、励ましてもらったという単純なやり取りなのですが、私にとって

 

You can do it.

 

という言葉を聞いた途端、勇気が湧いてくるというか。

なんだかできそうかも。と心の底から思えるフレーズです。

 

この先生だけでなく、英語という言語、思考の違いからなのか、前向きになる言葉をよくもらっていたなとふり返ります。

 

やっぱり不安は消えないけれど、私ならできる!

今日もそんな気持ちで頑張りたいと思います。

 

 

ザ・リッツ・カールトンでバースデーケーキのサプライズ

クレジットカードの更新特典でリッツカールトン日光へ宿泊した際、友人へケーキのバースデーサプライズをしたので、書いてみようと思います。

 

 きっかけ

クレジットカードの更新特典を使ってザ・リッツ・カールトン日光へ友人と2名で行くことになりました。

ちょうど友達の誕生月で、まだプレゼントも渡していませんでしたし、せっかくのラグジュアリーホテルに宿泊するのだからサプライズしてみたい!と思ったのがきっかけです。

 

ホテルとの相談

ホテルに連絡する前ブログなどで情報収取できないか試みたのですが、みなさん本格的すぎてレベルがちがう!

 

ホテルに電話なりで問い合わせればすぐ済むのですが、小心者過ぎて電話できず、メールで問い合わせ。

すると、ケーキ2種、お花の準備が可能なことを教えてもらいました。

 

【ケーキ】

ショートケーキ(10×10cm〜 他4サイズ)

ザ・リッツ・カールトンチョコレートケーキ(横7.6cm×高さ6.2cm×奥行き10cm〜 他2サイズ)

金額はあえて伏せます。

 

【お花】

・生花アレンジメント

・花束

・プリザードフラワー

※2021年5月現在

 

10×10cmのショートケーキをオーダーしました。

 

あとは、プレートに書くメッセージやろうそくの数、ケーキを出すタイミングをホテル側にお伝えします。

 

また、支払いは事前払いか、部屋付を選べます。

 

サプライズ当日

ホテルに着く前にお腹いっぱいでケーキ食べられなくなったらどうしよう!?とソワソワしていたのですが、お昼過ぎにソフトクリームを食べたぐらいで済みました。

夕方ごろホテルについて、お部屋でチェックインを終え、ちゃんとケーキが出てくるのかとドキドキしながら待っていると、5分たった頃にピンポーンとチャイムが!

 

「HAPPY BIRTHDAY!」と笑顔でケーキを運んできてくれたボーイさん

(コロナ対策でしっかりゴム手袋してました)

 

「なになに?」

と駆け寄ってきた友人もケーキを見てびっくりしたようでした。

 

2人で食べるのにちょうど良さそうないちごたっぷりのショートケーキ。

奥のいちごはウェルカムサービス。

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サプライズで用意したバースデーケーキ

 

リッツのショートケーキのお味のほどは?

 

人生で食べた中のショートケーキでダントツ1位

こんなしっとりして濃厚なスポンジケーキ食べたことない!

スポンジと生クリームの一体感と酸味と甘みのあるみずみずしいいちごが舌の上でふわりと溶けて、心地よい。

クリームもくどくないので、この倍ぐらい食べられる勢いでした。

次回来たときもサプライズ抜きで注文しようと思うぐらい美味しかったです。

 

まとめ

ホテルでサプライズ。

特に女性は憧れるシチュエーションではないでしょうか?

友人も「素敵な思い出になった」ととても喜んでくれて、私も嬉しくなりました。

忘れられない良い思い出を作るチャンス。

ホテルに電話やメールで問い合わせてみると、お手伝いしてくれますよ。

是非お試しあれ。